512バイトセクタのディスクから4KBセクタのディスクへのアップグレード時に発生しうるミスアラインメントとその影響について、InformationWeekに記事が掲載されていますのでご紹介します。
Coughlin Associatesの代表でストレージ業界のコンサルタント、Thomas Coughlinがウェブキャストにて、この問題について語っています。
4KBスタンダードへ移行することにより、ディスクドライブの容量は約9%増加。「このアップグレードはすべきです」とThomas Coughlinは言います。しかし、この移行に伴って発生しうるミスアラインメントについて認識し、問題を回避するためのケアをしないと、結果としてドライブのパフォーマンスが20%から30%、場合によっては50%も低下する可能性があります。また、ミスアラインメントがドライブの損傷の原因になったり、製品の寿命を縮めることもあると、Thomas Coughlinは警鐘を鳴らします。
このようなミスアラインメントを修正するパラゴンの技術は、DellやHP、東芝といった大手ストレージメーカーの製品に採用されています。
パラゴンのMigration Suite for Serversは、アラインメントが正しくなされていないパーティションを自動的に検出して修正します。これによりディスクサブシステムのパフォーマンスが向上。ドライブのライフサイクルをより長くすることが可能になります。
この記事はここから読むことができます(英語)。