Belkin社、パラゴンと提携しルーターにNTFSとHFS+ドライバーを埋め込み

データ保護および埋込み型クロスファイルアクセス・テクノロジーのリーダーである独Paragon Software Groupは本日、Belkin社とのパートナーシップを発表しました。これによって、ルーターから始まる同社の製品ラインナップにパラゴンのユニバーサルファイルシステムドライバー(UFSD)テクノロジーのライセンスが付与されることになります。OEM企業は、パラゴンソフトウェアのexFAT/NTFS/HFS+ドライバーテクノロジーをそれぞれのネットワーク機器やスマートデバイスに埋め込むことで、これらのデバイスが動作しているオペレーティングシステムに関わらず、シームレスな接続性が実現されます。

Belkin社の製品マネジメント担当上級ディレクターのマイク・チェン氏は以下のように述べています。「Belkinは、消費者市場に最新のソリューションを提供することに重点を置いています。「パラゴンのUFSDテクノロジーによって、OSの独立性が実現されます。このため、Androidスマートフォン、WindowsのPC、Macbook、iPad、LinuxノートPC、Chromebookなどに関係なく、誰でもBelkinのネットワーキング製品を使用して、どのデバイスからも自分のデータを保存したり、アクセスしたりできるようになります。しかも、パフォーマンス、ファイルシステムの統合性およびデータ保護性能は、最高に発揮されます。パラゴンの世界クラスのOEMソフトウェアエンジニアおよびサポートチームは引き続き、消費者ネットワーキングの分野におけるBeliknの優位性を支援してくれることでしょう」。

パラゴンソフトウェアの社長、トム・フェドロ氏は次のように述べています。「Belkinと提携を結び、同社の顧客がスマートデバイスのいずれからも、一連の次世代ルーターに接続されている保存済みのマルチメディアコンテンツにアクセスできるようになることを喜ばしく思います。自宅と仕事場の接続がより普及するにつれて、いつでも、どこでも自分のデータにシームレスにアクセスしたいというユーザーの希望も高まっています。今回のパートナーシップとプラットフォームに依存しないデータアクセスに対するパラゴンの取り組みが重要になってくるのはこのためです」。

パラゴンのクロスプラットフォームのファイルアクセステクノロジーによって、スマートテレビやモニター、スマートフォン、タブレット、セットトップボックス、マルチメディアプレーヤー、ルーター、NASおよびその他のハードウェアについて、そのプロセッサーやOSに関わらず、どのファイルシステムでフォーマットされていても保存されたメディアにアクセスすることができるようになります。この結果、消費者は自分のデバイス上でその後の再生・閲覧を目的として、ネットワークデバイスやエンターテイメントデバイスにマルチメディアコンテンツをストリーミングできるようになります。

パラゴンは、SDアソシエーションのメンバーです。.パラゴンのUFSDテクノロジーに関する詳細については、http://www.paragon-software.com/technologies/ufsd/index.htmlをご覧ください。

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