次世代マルチメディア機器を、パラゴンの技術がパワーアップします。

<パラゴンソフトウェアグループ本社(ドイツ)のプレスリリースより>

パラゴンソフトウェアグループは、コンシューマー向けマルチメディア機器メーカーへ、独自のUFSD技術(Universal File System Driver)のOEM提供を開始します。パラゴンのUFSDは、近年のデジタル機器に内臓される一般的なファイルシステムのすべてに対応。この技術によりメディアセンターやデジタルTV、セットトップボックスのファイルシステムと、それらと互換性の無いポータブルHDDのようなフォーマットストレージメディアとの互換性が確立され、録画したビデオやオーディオを、ファイルシステムに関係無く再生することができます。

HDオーディオやビデオを確実に録画・再生するため、パラゴンのUFSD技術は、クロスプラットフォームでの高性能な読み書きアクセスやデジタルマルチメディア機器での迅速なファイル移行を提供。ThreadXデバイスを含むOSのVFS (仮想ファイルシステム) スタックに統合することができ、エンドユーザーにNTFS、HFS+ や exFATフォーマットの外部メディアに保存されたファイルへアクセスを可能にします。

パラゴンのUFSD技術は業界トップのSoCプロバイダーにより選ばれ、ThreadXベースのマルチメディア機器と、一般的なファイルシステムに対応しているがThreadXは対応していないポータルストレージデバイスとの非互換性に対処、アメリカのデジタルTV市場で活躍しています。

パラゴンソフトウェアグループは、既存のすべてのOSに対応するクロスプラットフォーム技術に注力し、今や、互換性の無いファイルシステム間の読み書きフルアクセスを可能にした最初のソフトウェアディベロッパーとして認識されています。パラゴンソフトウェアグループのCEO、Konstantin Komarovは「ファイルシステムの非互換性はあらゆるコンシューマー向け製品にとって問題になり得るもので、製品開発の遅れや、それどころか中断を余儀なくされることも有り得ます。我々はチップメーカーに、洗練された、コストパフォーマンスの高いソリューションを提供し、HDビデオのような大容量のデータファイルへの高性能アクセスというユーザーの要望に応えています。」とコメントしています。

【主な特長】

– 読み書きフルアクセス:新しいファイルの作成やコピー、既存のファイルの読み出し、修正、削除が可能です。
– 簡単操作:NTFS, HFS+ やexFAT のパーティションを、ネイティブのようにマウントすることができます。アクセスを確保するために特別なコマンドを実行する必要はありません。
– ローマ字以外の文字や言語に対応:中国語、韓国語、日本語、ロシア語を含むローカルの言語でファイル名やフォルダー名を設定することができます。
– 低システム要件:データコピー中もCPU使用率が低く、小さいメモリーフットプリントで対応可能です。
– ファイルやパーティションのサイズに限定はありません。

    パラゴンのUFSD技術についての詳細はこちら(英語)からご覧下さい。

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